中国財政部の朱光燿副部長は、第22回中外管理産・学・官懇談会に出席した際、2013年の経済成長率7.5%、消費者物価指数(CPI)上昇幅3.5%以下という政府の年間目標の達成は確実になっていると述べた。4日付中国証券報が伝えた。
朱副部長によると、1―9月の中国の経済成長率は7.7%、CPI上昇幅は2.5%で、発表されたばかりの中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4で、4カ月連続でプラス成長を実現し、18カ月ぶりの高水準となった。2013年上半期、雇用者数が725万人増加し、下半期にも雇用者数の増加傾向が続いている。中国経済が均衡な発展を維持している。この前の深刻な景気減速傾向に直面し、政府が政策の有効性、的確さの向上に力を入れた結果、経済が急速に好転し、現在この良好な態勢が一層強まっている。
「中国証券報」より 2013年11月4日