ここ数年、中国資本市場は規模拡大、構造最適化と収益性向上の傾向が強まっている。これは、実体経済の発展の恩恵を受けたものであると見られている。
中国証券監督管理委員会(証監会)の管理化にある中証資本市場運行統計観測センター(中証観測)が発表したデータによると、2012年末時点で、中国株式市場の時価総額は世界二位の24兆元に達した。2000―2012年の上場企業付加価値額の年平均成長率は17.3%で、同期の名目GDP平均成長率を2.8ポイント上回った。
2009―2012年の中小企業ボードと創業板(ベンチャー・ボード)の上場企業数は年平均29%、114%増となり、いずれも全上場企業数年平均伸び率の13%を大きく上回った。2013年上半期、上場企業純利益の合計額は1兆1428億7000万元となり、一定規模以上工業企業(国有企業と年間売上高500万元以上の非国有企業)の純利益合計額の44%を占めた。
「中国証券報」より 2013年11月6日