中国人民銀行(中央銀行)は5日に発表した『2013年第3四半期通貨政策実行報告』で、中国の通貨政策の実施にあたり、「総量安定、構造最適化」の原則を堅持するとともに、政策の安定性と継続性を維持する必要があるとした。そして、マクロ政策の的確性・協調性を保ち、適時な政策調整を行うことの重要性を強調した。6日付中国証券報が伝えた。
報告ではまた、安定的な経済成長の維持、構造調整、改革促進とリスク抑制のバランスを取り、安定的な金融環境を創出し、市場主体の先行き見通しの安定化を図り、構造調整と経済モデルの転換・グレードアップに資することが重要であると指摘された。
「中国証券報」より 2013年11月6日