中国銀行業監督管理委員会(銀監会)はこのほど、銀行業務を取り扱う金融機関の資産や負債の情況を発表した。それによると、今年第3四半期(7-9月)末現在、銀行業務取り扱い金融機関の資産総額は146兆9900億元に達して、前年同期比14.35%増加し、負債総額は137兆2400億元で同14.09%増加した。人民日報が伝えた。
このうち大型商業銀行の資産総額は64兆7600億元で同9.64%増加し、銀行業務取り扱い金融機関の資産全体に占める割合は44.05%に達した。負債総額は60兆4300億元、同9.36%増加、同44.03%だった。
商業銀行の不良債権残高が5636億元に達し、不良債権率は0.97%だった。第2四半期(4-6月)末は5395億元と0.96%だった。9月末現在、商業銀行の自己資本充足率は12.18%で、6月末の12.24%を下回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月14日