中国銀行国際金融研究所マクロ経済研究主管の温彬氏は先般、中国証券報の取材に応えた際、為替レート・金利の市場化と資本勘定の開放は『中国共産党中央の改革の全面的深化における若干の重大問題に関する決定』で提起された金融改革の最大の見所である」と述べた。
ただ、為替レート・金利の市場化と資本勘定の開放は、どのような段取りで進めていけばよいかが、今後の金融改革の難点でもある。「預金金利の市場化が先行して実施されることが予想されているが、金利市場化の実現には後3―5年かかるだろう」と温彬氏が見ている。
「中国証券報」より 2013年11月20日