中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で提起された改革について、中国国家発展改革委員会の徐紹史主任は20日、「今後、中国は更なる行政審査項目の撤廃と政府の権限の委譲などを推し進める」と指摘した。
先般閉幕した三中全会は改革をめぐる決定について、市場が資源配分において決定的な役割を果たせるよう取り組むと同時に、政府がより効果的な役割を発揮できるよう努めることが明確に示した。また、政府による直接的な資源配分を減らし、「市場で価格形成メカニズムを構築できるものは市場に任せ、政府は不要な干渉は行わない」ことが提起された。
徐主任は「国家発展改革員会は今後、行政審査制度改革、投資体制改革、マクロ経済調整、価格改革などの改革を力を入れる」と述べた。