■メーカー:中小都市を重視
ルノー中国の陳国章氏は「SUVが2年前の10数種から現在の31種に増えたように車種の増加に伴い、来年の市場競争はさらに熾烈になり、メーカーの利益構造は打撃を受ける」と指摘。専門家らは「二、三、四線都市には大きな潜在的消費力がある。ここ2年間の状況を見ると、こうした都市の成長は国内の重要都市を遙かに上回る」と指摘。メーカーは二、三、四線都市で販売網の整備を強化する方針を次々に表明している。
■モーターショー:日系車が揃って復帰
「釣魚島(日本名・尖閣諸島)事件」が原因で以前中国で大敗を喫した日系車が、様々なマーケティング措置と新車の相次ぐ投入によって、力強い巻き返しを始めている。例えば東風日産は11月中旬までに90万台近くを販売しており、今年の目標である90万台の達成は確実だ。
今回のモーターショーでも日系ブランドは新車攻勢を継続、日産、トヨタ、ホンダなどは昨年より出展規模をかなり拡大した。日系車は華南地区の「主人公」としての地位を再び示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月25日