361社が出展した1995年のピーク時と比較すると、今年はわずかに178社の出展に留まっており、これは広州モーターショーの出展企業の5分の1である。経済が急速に発展し、世界の自動車販売数が世界最大の中国市場と比較すると、日本の自動車販売数は近年まったく増加していない。東京モーターショーに出展する部品製造メーカーの数も、2011年の東日本大震災が発生した後、10社も減少した。ちなみに中国企業は一社も出展していない。
呉碩成編集長は、「東京モーターショーの注目度が低下したのは、基本的には日本の現地自動車メーカーや日本の自動車市場が不景気なのに加え、もともと日本の自動車市場は比較的排他的で、海外の自動車メーカーにとって関税などの貿易摩擦とも向き合わなくてはならず、非常に競争が難しい市場だからだ」と分析する。 対して賈新光氏はこれについて、「日本の自動車市場は比較的早くに発展し、現在はすでに飽和状態に近づいている。それに加えて不景気なため、自動車市場が萎縮してしまっている。そのため、東京モーターショーの影響力が弱まりつづけている」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年11月26日