初の「宇宙イチゴ」の移植先には、日照時間が長い四川省凉山イ族自治州西昌市が選ばれた。中国科学院植物研究所と提携している、四川思博瑞生物科技有限公司の敖躍新総経理は、「日照時間が長く、空気が乾燥しており、朝晩の気温差が大きいため、冬のイチゴ栽培に最も適した成長環境だ。これらの種苗は研究所から移されてから、間もなく栽培を開始した」と語った。
同社の張笑琴副総経理は、「最良の効果を得るため、当社は宇宙イチゴのために手間暇をかけている。専門スタッフをつけたほか、水道水を霧吹きで均等に撒くことで、土壌内の菌による影響を防ぐ。普及可能な宇宙イチゴの種苗は、再来年の3月に得られる。その際に数千の種苗を選び成都市双流県に送り、畑での栽培を実施する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月28日