中国人民銀行(中央銀行)が2日に発表した『中国(上海)自由貿易試験区建設に向けた金融支援に関する意見』は、自由貿易区の建設に関する4つの支援政策を提起した。3日付中国証券報が伝えた。
一、投融资における為替業務の利便化を模索することで、資本項目における人民元兌換の自由化を推進し、試験区の更なる対外開放を図り、企業の海外進出を後押しする。二、人民元のクロスボーダー業務を拡大し、自由貿易区内における企業と個人による人民元クロスボーダー取引の柔軟性を高めることで、両替のコストダウンを図る。三、金利の市場化を安定して推進することで、改革プロセスを加速し、実体経済の発展を後押しする。四、外貨管理改革を深化させ、行政審査の簡素化をより一層推し進めることで、適応する管理体制を徐々に構築する。
「中国証券報」より2013年12月3日