深セン市前海特区管理局の張備局長は4日、「今後、深センと香港の協力関係を強化するにあたって、協力強化に関する総体方案を打ち出すことが重要である。香港モデルを有効に活用し、前海の建設・開発に取り組み、粤港澳(広東省、香港、マカオ)自由貿易区の設立に力を入れる」と述べた。5日付中国証券報が伝えた。
張氏はまた、「前海地区に参入する外資企業に対し、参入前内国民待遇とネガティブリスト管理方式を採用する」ことを明らかにした。今後、前海地区は香港の手法を参考に、金融発展・建設計画・法律制度などの専門コンサルティング委員会を設け、香港からのメンバーが委員全体に占める割合は30%以上とする。香港に直通する国際通信専用ルートを着実に構築することに努める。
「中国証券報」より 2013年12月5日