OCZが発表した今年8月31日までの2014年度第2四半期の財務報告によると、同社の収入は3350万ドルで、前年同期比62%減少し、前期比では39%の減少だった。粗利益率は4.2%に下がり、前期比10.5%も低下したが、前年同期のマイナス4.6%は上回った。純欠損は2605万ドルに達し、前期の約2倍に膨らんだが、前年同期の3318万ドルよりは少なかった。
調査会社ロングボウリサーチのアナリストのジョゼフ・ウィティンさんによると、OCAの破産は驚くことではない。同社のもつ現金では1四半期くらいしか持ちこたえられないとみられており、以前は買収に手を挙げる企業が見つからなかっただけだという。
OCZはこれまでずっと、シーゲイト・テクノロジーやウェスタン・デジタルなどのディスクメーカーや、マイクロン・テクノロジのようなフラッシュメモリメーカーの買収対象になるとみられてきた。