VDAは、「来年、中国の乗用車販売は、増加スピードが若干減速して7%前後となるが、販売台数は1700万台を上回り、米国はその後に続き1600万台に達するだろう」と予測している。また、欧州市場が回復して2%の成長が見込まれ、EU周辺国やロシアも、7%前後の増加が期待されている。
欧州市場では、来年はドイツ市場がいっそう安定すると見られる。VDAの予測によると、来年のドイツ車の国内生産台数は2013年とほぼ同じレベルで、海外での生産台数は920万台に増える見通し。全体的に見ると、ドイツの2013年国内乗用車販売台数は300万台前後、輸出台数は420万台前後を維持すると予想される。
ヴィスマン会長はこのほか、「電気自動車(EV)は来年、大きな成長が見込まれ、ドイツの自動車メーカーは、来年16種類のEV新車を発売する見通し。2013年1月から10月までのドイツでのEV販売台数は6200台、うち純電気自動車が4分の3を占めた」と紹介した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月6日