上海自由貿易区の建設が進められる中、全国各地で特色ある自由貿易区の建設案が提出されている。中国(上海)自由貿易試験区が8月に正式に設立を批准されると、天津市・舟山市・厦門(アモイ)市・深セン市などが地域内の自由貿易区の建設を申請した。11日付中国証券報が伝えた。
現行政策から企業が得られる利益が限定的であるにもかかわらず、自由貿易区ブームを背景に、関連銘柄の株価収益率(PER)と株価純資産倍率(PBR)は高位に達している。私募投資に詳しい関係者は、「自由貿易区関連銘柄の現在の株価はすでに1―2年先の価値を反映しており、今後は適正価格に回帰する道を辿るだろう」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年12月11日