ホンダの中国法人は16日、高級ブランド「アキュラ」の「アキュラRLX」の一部をリコールすると発表した。これはボルトが適切に固定されていない可能性があるためだ。最新版のアキュラRLXは今年になり中国市場に輸入されたばかりの、フラッグシップセダンだ。京華時報が伝えた。
今回のリコールは12月31日から始まり、2013年3月18日から2013年7月1日に生産された製品を対象とする。ホンダの統計データによると、中国国内では27台が対象となる。ホンダによると、これらの製品は工場での組立の際に、リアサスペンションのボルトが適切に固定されておらず、輸送の際の振動によりゆるみが生じたという。この状態で走行を続ければ、ボルトがずれ落ち、運転手が正常に車両を制御できなくなる可能性がある。ホンダはすべての対象車のボルトを無償交換し、規格の上限基準に基づきボルトを締め直す。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月18日