先般開催された中央経済活動会議は、「穏中求進」(安定を保ちつつ経済成長を促す)を2014年の中国の政策基調に定めた。同会議は2014年の経済活動における6大任務を示した。2番目の任務は「産業構造の大々的な調整」であり、市場化理念による過剰生産能力の淘汰が提案された。これは過剰生産能力の淘汰に新しい発想を提供する可能性があると見られる。19日付中国証券報が伝えた。
今後、政府による過剰生産能力淘汰関連措置の実施に伴い、伝統産業の供給の引き締めが加速し、生産能力過剰業種の構造改善のチャンスが生まれる。投資家は次の二つの点から、投資戦略を練るべきだ。(1)産業資本撤退メカニズムの正常化による大手企業株価の修復。(2)生産能力過剰業種の産業チェーンにおける排出削減技術を持つ企業の業績改善。
「中国証券報」より 2013年12月19日