先般開催された中央経済活動会議は、食糧安全を2014年の中国経済における6大課題の中の最重要課題に据えた。食糧安全戦略も全面的な調整が行われた。今後食糧安全戦略の展開において、基盤となる種子業は政策の後押しを受けることになる。
アナリストは「中国の農業政策は、効率の向上と持続可能な発展という2つの主軸をめぐって力を入れて推し進められる。効率向上の面で、内的要因が種子であり、外的要因が生産財の投下であるが、種子という内的要因は決定的な役割を果たすと見られている。したがって、新しい食糧安全戦略を着実に実施に移すため、農業発展の内的原動力である種子業の後押しに関する具体策は今後相次いで発表されることが期待できる」との見方を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月22日