経済成長率が7―7.5%の間で推移する中、マクロ経済の2014年の中国株式市場に対する影響力が、流動性に席を明け渡すことになる。依然として旺盛な資金の需要、米連邦準備制度理事会の量的緩和の縮小、金利市場化の加速を考慮すると、2014年の中国銀行間市場の短期金利は引き続き高水準を維持することが予想される。
流動性の大きな緩和が期待できない状況は、株式市場の株価上昇を抑制し、中国株式市場の底打ちが遅れ気味となっている。改革の成果に対する楽観的な予想が理性化に向かう中、A株市場の構造的なチャンスは2013年より減少する見通しだ。株式投資収益の大幅な増加を目指すには、投資タイミングと銘柄の選別はより重要となる。
「中国証券報」より 2013年12月30日