28日午前9時に厦門(アモイ)―深セン間の高速鉄道が開通した。これにより中国高速鉄道網「四縦四横」のうち南東沿海旅客専用線の縦線が完全に貫通し、三大経済圏である珠江デルタ経済圏、長江デルタ経済圏、海峡西岸経済区がつながった。
12時15分には桂林発北京行きの高速鉄道が開通。広西チワン族自治区は中国で初めて高速鉄道の開通した少数民族自治区となった。同日、西安―宝鶏高速鉄道、柳州―南寧旅客専用線、衡陽―柳州鉄道、重慶―利川鉄道などが開通し、中国の鉄道総延長は10万キロを突破した。このうち時速120キロ以上の路線は4万キロ以上、時速160キロ以上の路線は2万キロ以上。また、かつて1000キロに満たなかった西部の鉄道は3万8000キロにまで発展し、全国の36.9%を占めるにいたった。
中国鉄路総公司によると28日までに北京―上海、北京―広州―深セン、北京―瀋陽―ハルビン(大連)、上海―杭州―寧波―福州―厦門―深センという「四縦」の高速幹線鉄道幹線が全て開通。「四横」高速幹線鉄道のうち上海―南京―武漢―重慶―成都も完成間近で、高速鉄道の延長はすでに1万キロを突破した。2015年には1万9000キロに達する。
「人民網日本語版」2013年12月29日