日本の金持ち、成金から控えめな貴族に

日本の金持ち、成金から控えめな貴族に。

タグ: 日本の金持ち

発信時間: 2014-01-01 10:55:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆現在:富の自慢が尊重されない時代に

失われた10年を経て、当時の浮ついた熱狂的な心理が、日本社会からほぼ失われた。時々出現する成金も、羽振りの良さを示せなくなった。

日本人富豪のうち、高級車を運転する人は少ない。日本人は自動車などを、成功を示すステータスとしなくなった。自動車は交通手段に過ぎず、安全性と省エネ性が最優先されなければならない。

富豪の住宅はデザインがシンプルで、高額な高級ブランドの家具をこれ見よがしに室内に並べるのは「下品」とされている。日本の富豪の間では、「預金・住宅・肩書を持たない」という哲学が流行している。

ただ金と勢いがあるだけでは、日本で尊重・評価されがたい。日本社会が尊重するのは、どれほど成功していても贅沢をせず、普通の生活をする人だ。松下幸之助、盛田昭夫、稲盛和夫といったビジネス帝国を築いた人々が「神」として崇められているのは、ビジネス面の類まれな業績によるものである。しかしそれよりも重要なのは、彼らが人からの尊重を集める人生哲学を持っていることだ。

     1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。