新興国市場と日本での暗い先行き
豊田章男CEOは、中国市場のほかに、新興国市場と日本市場での今年の業績も期待できないとしており、「インド、タイ、ブラジル、ロシアなどのその他の新興国市場では、自動車市場の需要が疲弊し始めている。これは日本の自動車輸出業者の、円安による利益を相殺する」と指摘した。
日本は4月に消費税率を5%から8%に、2015年にはさらに10%に引き上げる。トヨタなどの日本自動車メーカーはすでに1−3月の生産能力拡大に着手している。これは消費増税前の駆け込み購入を見据えてのことだ。消費増税後、自動車市場の需要は低迷に向かうだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月3日