2014年1月2日、参考消息網によると、中国の華南農業大学(広東省広州市)の研究チームがこのほど、暗闇で光る「夜光豚」の育成に成功した。また、トルコの研究チームは近く「夜光羊」、「夜光ウサギ」の育成成功を発表する見通しだ。
米紙ロサンゼルス・タイムズが昨年末伝えたところによると、これらの動物は日中は一見通常の動物と変わりがないが、日が暮れて夜になると緑色の光を放つ。研究チームによると、動物の胚に変異体のDNA(遺伝子)を組み込むことで、発光する個体を誕生させた。実験した胚25個のうち、10個で成功したという。
一方、米ハワイ大学の研究者は「今回が初の夜光豚育成成功ではない」と指摘。「しかし、中国のチームの技術は非常に高い。胚のDNA操作の成功率は非常に低く、これまで2%程度にとどまっていた。今回の研究では大幅に改善されている」と語った。
「新華網日本語」2014年1月4日