中国観光研究院がこのほど発表した報告によりますと、2013年国内を観光した観光客の満足度が四半期ごとに低下していることがわかりました。昨年一年間の指数は74.88で、通常ランクに留まりました。観光地の環境、観光地周辺のインフラ整備と公共サービスの立ち遅れ、観光商品のコストパフォーマンスが低いなどが満足度の低下をもたらした要因とみられています。 この報告によりますと、2013年第1四半期から第4四半期までの指数はそれぞれ77.62、74.49、74.29、73.12となっています。この結果に対して、中国観光研究院の戴斌院長は、「今、観光客数は急速に増えており、観光客は権利意識と質への意識を持つようになった。観光地側がその意識に応える必要がある」と述べました。
2013年観光客満足都市ランキング(ベスト10)では、蘇州が一位となり、次いで黄山、成都、無錫、青島、寧波、厦門、広州、北京、桂林となりました。
「中国国際放送局日本語版」2014年1月12日