2050年、車はすべて自動運転に?

2050年、車はすべて自動運転に?。

タグ: 車 自動運転

発信時間: 2014-01-11 10:03:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

科学技術の進捗に伴い、近い将来、街は自動運転車で溢れかえるかもしれない。最新の予測では、2025年には世界に約23万台の自動運転車が登場、2035年には年間販売台数が1180万台まで増加し、2050年には「ほとんどすべての車が自動運転車(SDCs)になる」という。米紙「USA Today」が2日付けで伝えた。

報道では、自動運転車が誕生するか否かは問題の焦点ではなく、ポイントは生産速度と生産量にすでに移行していると伝えた。

自動運転車はグーグル社がいち早く実用化に向け開発に乗り出しているが、現在自動車大手各社も自動運転技術の研究に力を入れ始めている。アウディやトヨタは昨年のIT・エレクトロニクス総合展において最新の自動運転車技術を紹介した。

調査機関の「IHS Automotive」は、2050年までに、業務用車も自家用車も含めほとんどすべての車が自動運転に変わり、自動運転車の普及に伴って道路はより安全な空間になっていくと予測している。

「IHS Automotive」の研究では、より高効率なドライブを提供できる自動運転車によって、交通渋滞は緩和され、排気ガス量の減少にも繋がると指摘している。現にすでに多くの車に前走車との車間距離を一定に保つ「クローズコントロールシステム」や自動的にブレーキがかかるAEB(緊急停止自動ブレーキ)システムなど最新の自動車コントロールシステムが導入されている。

しかし、自動運転車にはソフトウェアへの信頼性やネットワークの安全性能など、決して課題がないわけではない。そのため、政府によるしっかりとした管理体制の構築が必要不可欠だ。同調査機関は、2035年頃には北米地域に世界中の約3分の1の自動運転車が集中すると予測している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月11日

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