2年の沈黙を破り、2013年、中国の自動車市場は劣勢から一転し、回復に向かった。2014年の自動車市場に対し、成長が持続する見通しであるというのが大方の見方であるが、伸び幅は2013年よりは縮小すると見られている。20日付中国証券報が伝えた。
2014年、中国の自動車市場は5―10%の成長率を維持すると言うのが市場関係者の大多数の見方であり、環境保護面の圧力を受け、自動車の省エネ・エコ・排出削減にはより高い基準が設けられるだろう。また、天津市が自動車購入制限策を実施したのに続き、他の都市でも同様の制限策が相次いで実施される可能性がある。これは、2014年の中国自動車市場の不確定要因となる見通しだ。
「中国証券報」より 2013年12月20日