博山の食文化の歴史は古い。代々の料理人がその業を伝承し、学び合いながら独自の「博山料理」ブランドを形成していきた。「博山料理」の調理技術は繊細で、色、香り、味、形、意味合いすべてに拘り、その誉れは斉、魯の大地に知れ渡り、魯料理の五大派の一つ、「魯中料理」となった。「聚楽村」、「清梅居」、「石蛤蟆」の3店は、商務部に老舗レストランの称号である「中華老字号」に認定され、凱泰ホテルや万傑国際ホテルなど4つのホテルは「中国餐飲名店」に認定されている。また、翰林食府「相府聖宴」、回族レストラン「清真宴」など10の宴席が「中国名宴」に認定されている。「博山料理」には34の中国名料理、13の名点心(菓子)、17の中国名小喫(軽食)、47の山東名小喫、57の淄博名小喫、89の博山名小喫が含まれる。清梅居の香酥牛肉干の調理技術は山東省「無形文化遺産」に指定されている。「中国魯菜名城」は今や博山の重要な名刺の一つとなってる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月13日