テンセントは華夏基金、匯添富基金、易方達基金、広発基金のファンド会社4社と提携し、自社のメッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」に基づく資産運用プラットフォーム「理財通」を、22日に正式に開通した。22日付中国証券報が伝えた。
同資産運用プラットフォームは、テンセント傘下の第3者決済企業である財付通が運営を担当し、微信のすべてのユーザーに開放される。初めて販売されたのは、収益率が銀行預金の金利の18倍に達する通貨型ファンド商品だ。「理財通」の開通は、アリババのファンド投資サービスの「余額宝」に挑戦する重大な措置とされている。
財付通の頼智明総経理は先ほど、「『理財通』の試験運営段階に、1日当たり1億元以上の資金を集めた」と語った。
「中国証券報」より 2014年1月22日