中国電信(チャイナテレコム)は12月に3Gユーザーの増加率が低下した責任を、中国移動(チャイナモバイル)に押し付け、「中国移動がTD―LTE方式に基づく4G事業を展開し、マーケティングを強化したことにより、携帯電話市場の競争が激化している」と表明した。22日付中国証券報が伝えた。
中国工業情報化部は2013年12月4日にTD―LTEライセンスを発給した。各通信事業者が発表した、12月の3G新規ユーザー数を見ると、中国移動が4Gによるユーザー争奪で一定の成果を収めたことが分かる。
中国電信は「当社は2014年1四半期に、LTEサービスを展開する際にマーケティングを拡大する予定だ」と、対策を発表した。中国聯通(チャイナユニコム)もまた、「年内に全国範囲でHSPA+通信網の通信速度を42MBにアップグレードする。1期目に販売される約10機種の1000元クラス42Mスマホも、準備を十分に整えている」と表明した。
「中国証券報」より 2014年1月22日