中国証券監督管理委員が新規株式の公開価格の決定における抜き打ち検査を行うことを発表してから1週間が経過した。具体的な抜き打ち検査のプロセスや結果により、新株発行の風向きが決まるとあって、市場の大きな注目を集めている。23日付中国証券報が伝えた。
今回の抜き打ち検査は概ね終了しているようで、証監会は抜き打ち検査対象の審査を進めている段階であることが分かっている。対象となった主幹事証券会社とヒアリング対象機関投資家のうち、一部がすでに証監会から口頭で、コンプライアンスを遵守しているとのフィードバックを得ているという。調査資料の補充を要求されているところもあり、未だ通知がないところもある。
「中国証券報」より 2014年1月23日