複数の市場調査機関のマクロ経済データに関する予想を総合的に見ると、1月の中国の消費者物価指数(CPI)上昇幅が2.3%以下になる見込みだ。アナリストは、「暖冬と豚肉価格の反落などが季節的な物価上昇圧力の緩和要因となっている」と指摘する。7日付中国証券報が伝えた。
交通銀行金融研究センターのレポートは、1月のCPI前年同期比上昇幅が前月からさらに低下し、2.2%になるとしている。豚の飼育頭数が依然高い水準を維持しているため、豚肉の供給には大きな変動がなく、第1四半期の豚肉価格が当面安定的に推移する。第1四半期CPIの前年同期比上昇幅が2.5%を下回り、単月では2%以下になる可能性もある。
「中国証券報」より 2014年2月7日