アメリカの著名な経済学者で、2007年にノーベル経済学賞受賞を受賞したエリック・マスキン氏は8日、中国は世界経済におけるヒーローであり、中国の全面的な改革の深化に向けた政策は中国経済に明確な発展の方向性を示していると述べた。
この日、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で中国関連の学術フォーラムが開催され、エリック・マスキン氏が基調講演を行い、その後記者の取材に応じた。氏は、「グローバル化に伴い世界各国の相互依存度は高まっている。中国の存在がなければ、イギリスを含むEU各国の経済はより大きく低迷していた。中国がヒーロー役となった」と述べた。しかし、中国の成功は主な貿易パートナーであるEUやアメリカへの依存によるところも大きく、相互協力こそがウィンウィンの鍵であるとも指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月9日