テンセントの広報部門は7日、チャットアプリ「微信」を使ったタクシー配車サービスに関する最新データを発表した。1月10日から2月7日にかけて、「微信支付」(微信の決済サービス)による決済件数が500万件を突破した。北京晨報が伝えた。
タクシー配車アプリ「Didi」が微信と提携を開始すると、便利な微信支付も多くのユーザーから認められるようになった。テンセントのデータによると、1月26日の時点でDidiを利用している全国タクシー運転手数は40万人に、乗客は3000万人以上に達しており、全国計33都市が微信支付によるタクシー料金支払いをサポートしている。Didiの全国受注件数は1日平均70万件に達し、そのうち微信支付による決済は48万件(全体の7割弱)に達した。北京地区の利用者数は630万人で、1日平均の受注件数は12万件となっている。今年1月10日から現在まで、微信支付による決済件数が500万件を突破している。
微信支付の補助金制度によると、微信支付の決済が発生するたびに運転手と乗客にそれぞれ10元が支給されるが、運転手には1日50元、乗客には30元の上限が設定されている。この上限に基づき計算すると、Didiの補助金支給額はすでに1億元を超えていることになる。
「人民網日本語版」2014年2月8日