「もしもし、峨荘川山野菜生産組合ですか?うちの会社で1000キロ有機白菜を買いたいのですが」。連日、こんな問い合わせの電話が途絶えることはなかった。「とっくに完売しましたよ」。そう答えるのは同組合の焦裕良理事長。焦理事長によると、同組合の15万5000キロの有機白菜が短期間で売りさばかれた。
峨荘川山野菜生産組合は山東省淄博市淄川区の峨荘国家森林公園と中国ミネラルウォーターの里、響泉村に位置する。この地は独自の地理環境により昼夜の温度差が大きく、ここで育つ野菜は栄養価が高く口当たりが抜群に良い。そうした強みを活かして響泉村は2005年から野菜の栽培面積を年々拡げ、それにともなって大きな経済効果を生み出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月17日