中信銀行(チャイナCITICバンク)が18日発表した2013年度業績速報から、同社の2013年度純利益は391億7500万元で、前年比26.24%の大幅増となったことが明らかになった。18日付中国証券報が伝えた。
発表によると、中信銀行の2013年度営業収入は前年比16.91%増の1045億5800万元。親会社・株主に帰属する純利益は同26.24%増の391億7500万元。1株当たりの利益は0.84元。不良債権率は1.03%で、2012年末に比べ0.29ポイント上昇した。
これまでに2013年度業績速報を発表した浦発銀行と招商銀行の2013年度純利益はいずれも2ケタの伸びを実現しており、うち浦発銀行の純利益伸び率は19.79%、招商銀行の純利益伸び率は14.42%だった。しかし、アナリストは「全体的に言えば、今後株式制銀行の2ケタの純利益伸び率の維持は困難になる」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年2月18日