ドイツの商業経済紙「ハンデルスブラット」は19日、「中国の機械製造は本当に強くなった」として次のように伝えた。ドイツのユーロ・アジア・コンサルティングが18日に公表した調査結果によると、世界の機械製造の輸出分布において、中国は日本を超え、ドイツと米国に次ぐ3位につけ、世界の機械製造の最大の市場になった。
2008年から2012年までに、中国市場の売上総額は2倍以上になった。また、調査は、中国の機械製造は価格面で有利なだけでなく、技術レベルの中級製品における優位性もあり、サービスも向上し続けているとした。ドイツの週刊誌「シュテルン」は、激しさを増す価格競争の中で中国の安価な商品は勝利を収め、ドイツの機械メーカーは「妥協」の用意までしていると論じた。
ドイツの機械メーカーの多くがハイテク製品に目を向けているが、経済危機の中、世界市場は中級商品に偏っている。これは中国が得意とする技術分野である。ドイツ機械工業連盟のフェスターグ会長は、「市場の技術のピラミッドのトップは小さい。ドイツの多くの中小企業は質を落とすという方法で安くして競争するしかない。製品の機能を減らし、中級製品を多く生産するなどしている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月20日