香港上海銀行(HSBC)が20発表したデータによると、2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が48.3で、7カ月ぶりの低水準となった。アナリストは、最近発表された生産者物価指数(PPI)とPMIのデータから判断すると、中国経済は上半期に下振れリスクに直面すると指摘する。21日付中国証券報が伝えた。
専門家は、「今後数年において、中国の国内総生産(GDP)の成長率が7%―8%の区間で推移することになる。2014年のGDP成長率は7%―7.5%の間で推移すると予想される。GDP成長率の若干の低下が、中国にとって大きなリスクとチャレンジになることはない。地方の債務規模を効果的に抑制し、経済構造の合理化を進め、実体経済における需要と潜在力を一層引き出すことは、中国経済の持続的な成長を維持する上でキーポイントとなる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2014年2月21日