ここ数日、北京市・天津市・河北省一帯がスモッグに覆われている中、環境保護は再び、3月に開催される2014年全国両会(人民代表大会・政治協商会議の全国大会)の注目のテーマになるという見通しが強まっている。現在準備が進められている議案や提案を見ると、生態文明・環境保護関連の立法・第三者による汚染の防止・対策は注目ポイントである。24日付中国証券報が伝えた。
中華全国工商業連合会は2014年の全国両会期間中にプレスブリーフィングを行い、第三者による汚染の防止・対策とPPP(Public―Private―Partnership、官民パートナーシップ)の推進を含めた環境保護に関する提案を発表する予定である。地方の債務リスクを解消することと、新型都市化に巨額の資金を投入する必要があることとの間の矛盾を解消するため、中国財政部はインフラ建設分野において率先してPPPを推進している。
「中国証券報」より 2014年2月24日