世界的に有名な会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(pwc)の世界私募ファンド市場に関する最新レポートによると、市場撤退ルートが限られているが、中国の2013年の私募ファンドの取引額は350億米ドルに上り、2012年に比べて明らかに増加した。そして、1件あたりの平均取引額は9540万米ドルで、2008年以来の高水準を記録した。27日付中国証券報が伝えた。
市場撤退ルートが限られているため、2013年の中国の私募ファンドによる資金募集が減った。中国市場のみを投資先としている私募ファンドの同年の資金募集額が世界私募ファンドの資金募集額に占める比率は2012年から縮小に転じ、2013年はわずか7%となった。しかし、2003年―2013年で見ると、中国市場のみを投資先している私募ファンドの資金募集総額は3120億米ドルで、アジアの私募ファンドの中で主導的地位を占めている。
「中国証券報」より 2014年2月27日