全国政治協商会議の委員を務める百度の李彦宏董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)は、このほど取材に答える中で次のように述べた。
インターネットの思考モデルは多くの伝統産業に大きな啓発作用をもたらす。その作用は一般的な意味での「ナマズ効果」にとどまらない。金融などの伝統産業がネットの思考モデルを通じて新たな手を打てば、これまでとはまったく違う印象を人に与えるようになる。効率が向上し、市場が拡大し、消費者にとって利益となり、面目を一新するとみられる。
ここ数年来、ネット金融が注目を集め、余額宝や百度の百発といった革新的なサービスや商品が登場した。われわれネット業界は銀行、証券、保険といった金融分野からの協力依頼を絶えず受け入れており、ここから金融産業に対するネットの影響が実際に存在し、今後ますます明らかになるであろうこと、また今後ますます人々に認知され受け入れられるようになるであろうことがわかる。