中国は2010年に日本を抜き、世界2位の経済体になった。中国の2013年のGDPは、3位の日本の約2倍に達し、ユーロ圏をも上回った。
中国のGDPは、2012年に初めて米国の半分以上に達した。2014年、中国のGDPが10兆ドルを突破することは、米国のGDPとの差をさらに縮小することを意味する。
しかし中国のGDPが10兆ドルを突破しても、1人平均GDPは先進国に大きく差を付けられている。これは中国が長期的に社会主義初級段階に留まっているという現実に変わりがなく、依然として世界最大の開発途上国であるという国際的な地位にも変わりがないことを意味する。
米ピーターソン国際経済研究所の研究員であるアルヴィンド?スブラマニアン氏は、「中国のGDPが米国を抜くのは時間の問題だ。しかしGDPよりも重要なのは経済の質と効果である。中国は市場化改革、経済発展方式のモデルチェンジの大方針を貫くべきだ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月6日