中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席は5日、民間資本主導の民営銀行の設立という全く新しいシステムを実施するにあたって、「試行を通して経験を積み重ね、徐々に推し進めていく必要がある」との見方を示してた。6日付中国証券報が伝えた。
今回の政府活動報告で、「民間資本による中小規模の銀行などの金融機関の設立を着実に推進する」ことが提起された。これについて、尚主席は「今は、民間資本が銀行業で主導的な役割を発揮できるように取り組む必要がある。そのためには先に試験的に実施して経験を積み、少しずつ普及させていくべきである」と述べた。
「中国証券報」より 2014年3月6日