中国人民銀行(中央銀行)が5日発表した最新データによると、2014年1月の中国の新規外貨買い入れ額は4374億元と、2013年12月の2729億元を大きく上回り、2013年10月以来3
の高水準を記録した。6日付中国証券報が伝えた。
1月末現在、中国の金融機関ベース外貨買い入れポジションは29兆0677億4900万元だった。市場筋は、「2014年の年初から、ホットマネーの流入規模が拡大し、中国の新規外貨買い入れ額の速い増加につながり、2014年元旦以降の中国金融市場の流動性緩和の原因の1つにもなっている。しかし、2月以降人民元下落傾向が続いていることを考慮すると、同月の新規外貨買い入れ額が減少するはずだ」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年3月6日