中国のGDPは2014年に初めて10兆ドルの大台を突破し、米国と肩を並べ世界でただ二つの10兆ドル規模の経済体になる見通しだ。
李克強総理の3月5日の政府活動報告によると、中国の今年のGDP成長率の目標は約7.5%に設定された。
中国の2013年のGDPは約9兆3000億ドルで、不測の事態が生じなければ、約7.5%の成長率により2014年のGDPが10兆ドルを突破することになる。これは米国より13年間遅れている。米国のGDPは2001年に、世界で初めて10兆ドルを突破した。
例年の成長率を見ると、中国経済の実質成長率は、年初に設定された目標を上回っている。国際通貨基金(IMF)と世界銀行は、中国の2014年のGDP成長率を、それぞれ7.5%、7.7%と予想した。