李克強総理は12日午前の記者会見で、中国の金融・債務リスクに関するフィナンシャル・タイムズの質問に対して、「中国経済のリスクについては、これを懸念する報道がある。私もこれを目にしたが、似たような報道は以前もあった。昨年の時点で中国の経済低迷の懸念があったが、中国はこのような背景の下、圧力に耐え切り経済の通年の主要目標を実現した」と回答した。
李総理は、「金融・債務リスクは常に重視している。昨年は経済成長率の低迷の圧力が拡大する中、政府は大胆に政府債務問題の全面的な監査を決定した。これは問題を直視するという意志を示すものだ。監査の結果は事実通り対外的に公開しており、債務リスクは全体的にコントロール可能であり、政府の債務比率も国際警戒ラインを下回っている。多くの債務は投資によるものだが、その中に存在するリスクを無視できないため、規範的な措置を強化している」と発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月13日