中国交通部は、先般発表した『港湾のモデルチェンジ・グレードアップに関する指導意見(意見募集稿)』で、2020年をめどに機能が健全で、配置が合理的て、エコ・安全で、高効率で利便性が高く、秩序ある発展が可能な現代的な港湾サービス体系の形成を目指すと提起した。12日付中国証券報が伝えた。
中国港湾協会港湾研究センターの丁莉主任は、中国証券報記者の取材に応じた際、「国内の港湾がここ10年の急速な発展を経て、貿易環境などの外部環境と内部環境はいずれも大きく変化し、港湾の発展はターニングポイントを迎えている」と指摘した上で、「指導意見の登場は、これまでの粗放型発展モデルの転換を促進する上で効果を発揮することになる。政策が徐々に実施に移されるに伴い、港湾企業へのプラスの影響が拡大し、これら企業の発展にとって大きな推進力となるだろう」と述べ、港湾の発展での政府の役割発揮に期待を寄せた。
「中国証券報」より 2014年3月12日