民間銀行の試行が許可 「遺言状」でリスク回避

民間銀行の試行が許可 「遺言状」でリスク回避。 第12期全国人民代表大会第2回会議のメディアセンターで3月11日に開かれた記者会見で、銀監会の尚福林主席は、「第1期の5行の民間銀行については、天津市、上海市、浙江省、広東省で試行を進める」と表明した…

タグ: 民間銀行

発信時間: 2014-03-12 10:22:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第12期全国人民代表大会第2回会議のメディアセンターで3月11日に開かれた記者会見で、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席は、「第1期の5行の民間銀行については、天津市、上海市、浙江省、広東省で試行を進める」と表明した。

 

尚主席によると、各地の推薦および国務院の原則的な同意により、第1期の5行の試行に共同参画する民間資本が選択された。今回の試行対象となる民間銀行は、共同発起人の制度を採用する。試行銀行の発起人は2社以上の民間資本を必要とし、同時に単一の株主の持株比率に関する規定を順守する。試行プランの制定に参与したアリババグループ、万向集団公司、テンセント、百業源、均瑶集団、復星国際、商匯、華北、正泰集団、華峰集団などの民間資本が試行に参与する。

 

尚主席は、「銀監会はこの5行の試行について、成熟した銀行から批准するという原則に基づき、慎重に推進していく。民間銀行の設立・営業開始の時期は、試行銀行の準備が整ったか否かによって決まる」と説明した。

 

尚主席は、「民間銀行と既存の商業銀行には何の区別もない。法に基づき設立された商業銀行であれば、同様の国民待遇を適用され、同じ監督管理を受けることになる」と強調した。

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