中国不動産開発最大手である万科の2013年度利益配当案の発表で、「高配当利回り」という話題が再び市場で盛り上がっている。17日付中国証券報が伝えた。
市場筋は、「万科が率先して高配当実施を宣言したことによる連鎖効果が現れる可能性がある。その他のブルーチップ株の関連企業も追随して高配当に踏み切れば、ブルーチップ株「高配当利回り」の時代が到来し、その投資価値が認められることになる」との見方を示している。
一方で、「万科のことは個別ケースに過ぎない。『高配当利回り』の時代が到来するというのは時期尚早だ」との声もある。
「中国証券報」より 2014年3月17日