北京市発展改革委員会の副主任である趙磊・報道官は20日、下半期に公共交通機関の料金制度に調整を加えることを明らかにした。路線バスや地下鉄の料金をこれまでの「全区間均一」から、「一定間隔で料金が上がっていく」制度に調整するという。また、毎日地下鉄を利用しているサラリーマンの負担を軽減するために、サラリーマンの利用の多い路線で、有効期間が1週間、半月、1カ月、1四半期(3カ月)などの定期券を導入することも検討しているという。新京報が報じた。
趙報道官によると、これまで全区間均一の路線バスの料金は、1回につき1元(約17円)。乗車カードを持っていれば4角(約7円)、学生カードを持っていれば2角(約3円5銭)だった。下半期に改革を実施し、「一定間隔で料金が上がっていく」制度へ変更するに当たり、まず公聴会を開催するという。