日本の株価は2013年に40数年ぶりとなる上げ幅を記録した。これは外国人投資家の、株価上昇に対する戦略調整によるものだ。
日本政府のデータによると、外国人投資家はこの10年間で最速のペースで日本の株を投げ売りしている最中で、日本政府が景気刺激の公約を実現できないことを懸念している。
日経平均株価は、2014年に13%下落した。これとは対照的に、米S&P500は19日までに、年初より1%上昇している。
東京証券取引所のデータによると、ヘッジファンドなどの投機的な投資家の動きにより、今週の同証券取引所の空売り比率は、この5年間で最高水準となっている。
インベステック・アセット・マネジメントのファンドマネージャーのフィリップ・サントス氏は日本株を投げ売りしている。彼が管理するファンドのうち、日本株の比率は昨年末の15−16%から、12−13%に低下している。