中国証券監督管理委員会(証監会)の張暁軍報道官が21日に明らかにしたところによると、中国証券監督管理委員会(証監会)は今後、多くの措置を同時進行で行い、創業ボード市場の改革を全面的に推進し、創業ボード市場がイノベーション型中小企業や成長型中小企業の発展を支える資本市場のプラットフォームに発展するよう後押しするという。
張報道官によると、今後は創業ボードをめぐって次の6つの改革措置を進めていく。
(1)創業ボードにおける新規株式公開(IPO)の管理規定を修正し、創業ボードでのIPOをめぐる財務上の参入指標を適宜緩和し、持続的な成長という要求を取り消し、株式発行の条件を簡略化し、イノベーション型企業と成長型企業に対する支援力を一層強化する。
(2)市場におけるサービスのカバー範囲を拡大し、創業ボードでの上場を申請できる企業を9産業に制限していたのをやめる。
(3)創業ボードの特徴に合致した再融資制度をうち立て、株式発行の条件を合理的に設定し、「少額、迅速、柔軟」な非公開の株式発行メカニズムをうち出し、創業ボード上場企業の持続的発展に向けた資金調達需要に答える。